simple is LIFE

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今回は「書評　自由な人生のために20代でやっておきたいこと」です。

本田直之さんが書いている著書の中で、データを交えて理論的に
書いている点がとても説得力があり読み応えがありました。

 

私が大切にしたいと感じものの中から、5つ厳選し、
現代社会に必要な自由に生きる為のヒントをご紹介して行きます。

 

 

 

 

 

 

労働寿命より会社寿命が短くなった現代、企業も必至に生き残る為の方法を模索しています。

 

その中でも顕著に表れているのが、「マッチング」です。
親しみのある言葉だと「コラボ」

 

とある企業同士がお互いのメリットを最大限に生かして
ビジネスを展開するものです。

それは今までの基幹事業では生き残りが難しくなってきた証拠ではないでしょうか？

 

有名なところで言えば、「富士フィルム」
元々カメラやフィルムを作っていた企業が今や美容・医療の分野で
活躍をするようになってきました。

 

これはコラボとは別ですが、「一つの事に拘るのではなく生き残れる方にシフトする」

それがシングル思考からマルチ思考への転換です。

 

 

（引用）
会社での「コーポレート・キャリア」を維持しながら、個人のスキルであるパーソナル・キャリアを身につけて行く
これが本当の意味でサバイバル時代にふさわしいマルチ・キャリア

 

 

 

 

 

よく、「リスクを取るのが怖い」

「ビジネス書を読んで勉強し、個人としてのスキルを磨くなんて、会社で出世したい人や、

もっといい企業に転職したい人、起業して成功したい人がやること。

自分はのんびりと普通に定年まで働いていければそれで満足だ」

 

よくこう言う意見を聞きます。

 

時間・お金などを気にして現状維持に徹するのもありでしょう。
ですが、これからは「現状維持をする為にスキルを磨く」事が必須な時代になります。

 

それは、日本経済の”神話”は機能しなくなっているからです。
自分の身は自分で守る意味でも、

「会社だけしか使えないスキル以外何も持たないのはNG」

 

 

（引用）
会社にいようと独立しようとそれが出来ない人は淘汰される

 

 

 

 

 

東日本大震災以降、日本の価値観が大きく変化しました。
「自分のライフスタイルを大切にしたい」

 

これは働き方にも大きな影響を与えています。
それは会社以外で自分の居場所を見つける事です。

 

そこで得た経験は「雇われスキル」から「スキルを提供する」事が可能になります。
今あなたが務めている会社に対して、会社外で得たスキルを活かす事が
よりよい付加価値を仕事に与える事出来るでしょう。

 

そこで大切なのは、「あなたのスキル、キャリアをトータルで考える事」

会社で得たスキルを他で活かしたり、会社外で活かしたスキルを
会社で活かす事があなたの「パーソナルキャリア（あなたの個人としてのキャリアやスキル」

を成長させてくれる事でしょう。

 

 

（引用）
「会社の仕事以外で稼ぐ」経験の大きな効用
働き方も雇われスキルからスキル提供型へと自然に切り替わる

 

 

 

 

 

ネガティブな出来事は強くて、私たちの心に強い印象を残します。
それは、外部的な要因に大きく影響されます。

 

悪いところに注目すれば、そのような現実になり
自分自身から意識が離れる事になります。
それは避けたい所ですよね。

 

口から発するという事は自然とそういう思考になっているので、
行動もそのような結果にかねません。

 

自分が改善して行けるところはないか？
この３つのワードを言わないように留意して行きましょう！

 

（引用）
①「〜が悪い」
②「〜だから出来ない」
③「〜忙しい」

 

 

 

 

 

決断する事を先送りしても現実は変わりません。
ただ、時間が過ぎ去っただけです。

 

何かをしなければならない、行動するなどを先送りする事は
「今を無駄にする」ことになります。

 

未来に行動を預けることになり、
いつ何が起こるか分からない（良い意味でも悪い意味でも）
世の中ではとてもリスキーな事ではないでしょうか？

 

それが結局「あの時〜〜しておけば良かった」ということになりかねません。

後悔は「亡霊」のように一生自分にまとわりつくのです。
そうならないためにも今出来る事はやっておく事を強くお勧めします。

 

（引用）
片付けでも面倒だと思ったら、
「だからと言って先延ばしにしていたら、将来の自分に負債を負わせるのと同じ」
と言い聞かせる。

 

 

 

 

 

Step①目の前の事に拘ることなく、自分を活かせる居場所を探し飛び込んでみる。
Step②現状維持をしたいのであれば、リスクを払う事は怖がらない
Step③今いる場所以外で必要とされる場所に飛び込んでみる
Step④ネガティブな事を言わずに、良いイメージで物事に取り組む
Step⑤決断するなら今しかない。後悔は亡霊のようにまとわりつく。

 

この本は、多くの著者が言っている「これからの日本」について
予防しておきたい、知っておきたい内容がふんだんに詰まっています。

 

世の中の動きが想像以上に早く、昔以上に大変な時代へと突入していくのです。

それは「自分の身は自分で守る時代」

国のレールに乗っているだけでは、あなたが求めている安心はないのです。
何が正解か分からない時代にレールに乗っているのはリスキー。

 

だからこそ、自分の責任で自分の判断で行動して行く事が求められているのではないでしょうか？

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。